「走るとすねの内側が痛い」「部活を休むと少し楽になるけれど、練習を再開するとまた痛くなる」「シンスプリントはマッサージをすれば治るの?」と悩んでいませんか。
シンスプリントは、ランニングやジャンプを繰り返すスポーツに取り組む10〜20代でみられやすい症状です。痛みがあると、練習を続けてよいのか、休んだ方がよいのか分からず、不安になる方も少なくありません。
シンスプリントへの対応では、痛みの程度や状態に合わせて運動量を調整し、必要に応じて医療機関で検査を受けることが大切です。そのうえで、繰り返している場合には「なぜ、すねに負担が集中しているのか」という視点も必要になります。
武庫之荘駅前整骨院サキュレでは、痛い場所だけを見るのではなく、足首や膝、股関節、骨盤、姿勢、歩行など身体全体のつながりを確認します。この記事では、施術歴20年以上、8万回以上の施術経験から得た臨床的な視点も交えながら、シンスプリントの治し方やマッサージについて分かりやすく解説します。
シンスプリントとは?すねが痛くなる原因を知ろう
シンスプリントでよくみられる症状
シンスプリントは、ランニングやジャンプなどを繰り返したときに、すねの内側を中心として痛みが出る状態です。運動を始めたばかりの時期や、練習量・強度が急に増えたときなどに起こりやすくなります。
初期には運動中や運動後だけ痛みを感じ、休むと楽になることがあります。そのため、「少し痛いだけだから大丈夫」と考えて練習を続けてしまうこともあります。
しかし、負担が繰り返されると痛みが強くなり、走るだけでなく歩くときにも気になる場合があります。症状が長引いている場合には、無理に運動を続けず状態を確認することが大切です。
部活やランニングをする10〜20代に起こりやすい理由
10〜20代では、部活動や競技スポーツによって走る・跳ぶといった動作を何度も繰り返すことがあります。特に新入部員の時期や練習メニューが変わった時期など、身体が慣れるより早く運動量が増えると、すね周辺への負担も増えやすくなります。
たとえば、これまで週に数回しか走っていなかった方が、部活動に入って毎日のようにダッシュやジャンプを繰り返せば、身体に加わる負荷は大きく変化します。
また、原因は練習量だけとは限りません。靴、練習する地面、走り方、足首の動き、股関節の使い方など、さまざまな条件が重なって負担が大きくなることがあります。
単なる筋肉痛との違いと注意したい症状
運動後のすねの痛みを「筋肉痛だろう」と考えてしまうことがあります。しかし、同じ場所の痛みが繰り返される場合や、練習するたびに症状が強くなる場合は注意が必要です。
特に、限られた一点に強い痛みがある、腫れがある、歩くだけでも強く痛む、休んでいても痛みが続くといった場合には、疲労骨折など別の問題との区別が必要になることがあります。
自己判断でシンスプリントと決めつけず、症状が強い場合や長引く場合には整形外科などの医療機関へ相談してください。
シンスプリントの治し方|まず何をすればいい?
痛みが強い時期は無理に運動を続けない
シンスプリントを早く何とかしたいときほど、「休んだら体力が落ちる」「レギュラーから外れたくない」と焦ってしまうかもしれません。しかし、痛みを我慢して同じ負荷をかけ続けることが、結果的に復帰を遠ざけてしまう場合もあります。
まずは痛みの程度を確認し、必要に応じてランニングやジャンプなど負担の大きい運動を減らします。完全に何もしてはいけないという意味ではなく、状態に合わせて練習内容を調整することがポイントです。
大会や試合が控えている場合も、自己判断だけで無理をするのではなく、身体の状態を確認したうえで練習量を考えることをおすすめします。
運動量や練習環境を見直す
シンスプリントでは、身体への負担が回復を上回っていないかを確認することも重要です。
- 最近、走る距離が急に増えていないか
- ダッシュやジャンプの回数が増えていないか
- 練習日数が増えていないか
- 硬い地面での練習が増えていないか
- 靴がすり減っていないか
- 十分な休養を取れているか
こうした要素は一つだけで問題になるとは限りません。いくつかの条件が重なった結果として、すねへの負担が大きくなっている場合があります。
痛みだけでなく原因となる身体の使い方を確認する
休養によって痛みが落ち着いても、運動を再開すると再び痛くなる方がいます。この場合に考えたいのが、すねへ負担が集中する身体の使い方が残っていないかということです。
走る動作では、足首だけが働いているわけではありません。地面から受けた力を足首、膝、股関節、骨盤、体幹へと分散しながら身体全体で動いています。
どこかがうまく働かなければ、その負担を別の場所が補うことがあります。その結果、すね周辺が必要以上に頑張り続けているケースも考えられます。
シンスプリントにマッサージは効果的?
マッサージで筋肉の緊張が楽になることはある
「シンスプリント マッサージ」と検索して、自分ですね周辺を揉んでいる方もいるでしょう。マッサージによって周囲の筋肉の緊張が和らぎ、一時的に楽に感じることはあります。
そのため、マッサージそのものを否定する必要はありません。ただし、シンスプリントの治し方を「痛い場所を揉むこと」だけで考えるのは十分ではない場合があります。
大切なのは、何のためにマッサージを行うのかを考えることです。症状が繰り返されているのであれば、すねが硬くなった背景まで確認する必要があります。
痛い部分を強く揉めばよいとは限らない
痛みがあると、「硬いところを強く揉めば早く良くなるのでは」と考えがちです。しかし、痛みの強い部分へ無理に刺激を加えることはおすすめできません。
特に押したときの痛みが強い場合や、腫れがある場合などは、自己流で強く揉み続けないようにしてください。
セルフマッサージをする場合も、「痛いほど効いている」と考える必要はありません。身体の反応を確認しながら、無理のない範囲で行うことが大切です。
マッサージをしても繰り返す場合に考えたいこと
マッサージをすると楽になるのに、次の日に走るとまた痛い。このような場合は、筋肉の硬さそのものよりも、筋肉を繰り返し硬くさせている動きに目を向ける必要があります。
たとえば、足首が十分に動かない状態で走れば、本来は複数の関節へ分散されるはずの力が特定の場所へ集中する可能性があります。
つまり、「硬いから揉む」という対処に加えて、「なぜここが硬くなるのか」という視点を持つことが、再発しにくい身体づくりにつながります。
なぜシンスプリントを繰り返す?すね以外に原因があるケース
足首がうまく動かないとすねに負担が集中する
走るとき、足は地面に着いてから離れるまで細かく形を変えています。その際、足首や足部の関節が適切に動くことで、地面から受ける力を吸収し、次の一歩へつなげます。
ところが足首の動きが十分でない場合、別の場所で動きを補う必要が出てきます。その補い方によっては、すね周辺の筋肉などへ負担が集中することがあります。
そのためサキュレでは、痛い場所だけでなく、足首がどの方向へどのように動いているかも確認します。
膝・股関節・骨盤の動きもランニングに影響する
足首だけを整えればすべて解決するとも限りません。人間の身体は、複数の関節が連動して動くからです。
たとえば股関節が十分に使えなければ、膝や足首がその動きを補う場合があります。骨盤や体幹が安定しにくい状態でも、着地するときの脚の使い方が変わることがあります。
痛みが出ている場所と、負担を生み出している場所が同じとは限りません。これは長年の臨床でも大切にしてきた視点の一つです。
フォームだけでなく身体がその動きを選ぶ理由を見る
シンスプリントになると、「走り方が悪いのかな」とフォームを意識する方もいます。もちろんフォームを確認することは大切ですが、見た目だけを直そうとしてもうまくいかないことがあります。
身体には、その時点で動かしやすい方法を選ぶ性質があります。足首や股関節が動きにくければ、本人が意識していなくても別の部分を使って補うことがあります。
そのため、「正しいフォームを覚える」だけでなく、正しい動きを選びやすい身体の状態をつくるという考え方も重要になります。
サキュレがシンスプリントを「動きのエラー」から考える理由
痛い場所だけを見るのではなく動作中の問題を確認する
一般的には、痛みのある部分に対してマッサージやストレッチなどを行う方法があります。それによって一時的に楽になる方もいます。
一方、武庫之荘駅前整骨院サキュレでは、痛みを身体からの結果の一つとして捉え、「なぜそこへ負担が集まったのか」を確認します。
これが、痛みを単なる構造の問題だけではなく、「動きのエラー」として捉えるFJAの考え方です。
FJAで関節・神経・ファシアの動きを評価する
FJAでは、筋肉や骨だけを個別に見るのではなく、関節、神経、ファシアなどがどのように連動しているかを評価します。
ファシアとは、筋肉など身体の組織を包み、それぞれが動く際のつながりにも関係する組織です。身体を動かすときには、各組織が適切に滑り合うことも重要になります。
サキュレでは強い刺激で無理に身体を変えようとするのではなく、身体の反応を確認しながら、本来の動きを引き出すことを重視しています。
主運動・副運動・滑走・神経制御を分かりやすく確認する
関節の動きには、自分で分かりやすく動かせる大きな動きだけでなく、その内側で起こっている小さな動きがあります。FJAでは、これらを主運動・副運動という視点から確認します。
さらに、筋肉やファシアなどの組織がスムーズに滑っているか、神経が動きを適切にコントロールできているかも確認します。
難しく聞こえるかもしれませんが、簡単にいえば、「動くかどうか」だけでなく「どう動いているか」を見るということです。
シンスプリントでも、単に「足首が硬い」という結論で終わるのではなく、どの動きに問題があり、それがすねへの負担とどう関係しているのかを考えていきます。
シンスプリントと姿勢・全身のつながり
姿勢は重力に対して身体がどう適応しているかを見るもの
姿勢というと、「背筋を伸ばす」「猫背を直す」といった見た目を想像するかもしれません。しかし、サキュレでは姿勢を見た目だけでは判断しません。
私たちは立っているだけでも、常に重力の影響を受けています。その中で身体は、倒れないように筋肉や関節、神経を使いながらバランスを取っています。
つまり姿勢は、身体が重力に対してどのように適応しているのかを見る一つの手がかりです。このバランスが変われば、走ったときに負担が集中する場所も変わります。
呼吸・歩行・循環の状態も身体の動きに影響する
身体は、筋肉と関節だけでできているわけではありません。神経、血流、リンパ、体液、内臓なども含めて一つの身体として働いています。
また、呼吸では胸郭や横隔膜が動き、歩行では腕・体幹・骨盤・脚が連動します。こうした日常的な動作も身体全体の状態と無関係ではありません。
サキュレでは、痛い部分だけを切り離して考えるのではなく、全体の流れの中でその場所がどう働いているのかを確認します。
姿勢循環整体で全体から部分を見る理由
姿勢循環整体では、筋骨格だけではなく、神経、血流、リンパ、体液などのつながりを含めて身体を一つのユニットとして捉えます。
イメージとしては、道路の一部分だけを見るのではなく、道路網全体を見るようなものです。一か所に負担が集中していても、その背景には別の場所の流れや動きが関係していることがあります。
身体の流れが滞ると、特定の場所へ負担が集まりやすくなる場合があります。そこで全体から部分を見ることで、身体が整いやすい環境をつくり、本来備わっている回復する力を発揮しやすい状態へ導くことを目指します。
武庫之荘・尼崎周辺でシンスプリントを繰り返している方や、お子さまのすねの痛みが気になっている保護者の方は、まず身体の状態についてご相談ください。状態を確認したうえで、再発しにくい身体づくりを一緒に目指していきます。











お電話ありがとうございます、
武庫之荘駅前整体院サキュレでございます。