ヘルニア 原因

当院では、多くのヘルニアで悩まれる方をみてきました。

その中で発見した、ヘルニアになられている方の3つの共通点をお伝えします。

 

 

1.骨盤、背骨、足脚の歪み

ヘルニアの方で多くみられるのが、骨盤(仙腸関節)と背骨の歪みや硬さです。

これらが椎間板を潰してしまいやすい要因になります。

そして神経を圧迫して痛みやしびれを引き起こします。

 

あとヘルニアになっている方の大半に見られるのが、足首や膝、股関節の問題です。

足は家でいうと土台です。

土台が崩れていると、柱をまっすぐ立てても崩れてしまいます。

 

また足を調整すると、クッションとしての働きが増し、腰にかかる衝撃負担が減少するため、ヘルニアの方には重要です。

 

多くの整骨院では、骨盤や背骨はみてくれても、足までみる整骨院は限られています。

 

 

2.内臓の疲労

ヘルニアなのに内臓?と思われると思います。

 

内臓と腰椎ヘルニアは密接に関わってきます。

病気ではないのですが、内臓の働きが弱くなると内臓を守ろうとして身体は、丸くなります。

 

例えば、お腹が痛いときには、思わず身体を丸めた姿勢になると思います。

それと同じで内臓の働きが弱くなると、防御反応として内臓疲労がある方向に歪めてしまいます。

そうすると、姿勢や背骨が崩れて腰の筋肉や、椎間板に歪んだ圧がかかり続けてしまいうのです。

 

食事が問題だったり、ストレスなどで内臓に負担がかかってしまっている方などに多いタイプのヘルニアです。

 

 

3.静脈、リンパの血流

腰椎ヘルニアの方の大半は、静脈の流れが悪くなっています。

特に、静脈やリンパは腰でうっ血しやすく、流れが悪くなってしまいます。

 

神経痛というのは、その神経の周囲の血液の流れが悪くなることで起こりやすくなります。

 

坐骨神経痛なども、椎間板の圧迫が原因ではなく、その領域の血液の流れをよくしてあげることで改善が見られるケースも多くみられます。

 

血流の悪化は、自律神経の乱れや皮膚の癒着などの問題など様々なケースがあるのでしっかり検査する必要があります。

 

 

この通り、ヘルニアと言っても様々な原因があります。

これら3つが、複数絡んでいるタイプの方もいらっしゃいます。

 

大事なのは、しっかり原因を明確にし、タイプに合わせた施術をしていく必要があるということです。

 

 

整体院サキュレ