寝てると腰が痛い 対策｜夜の腰痛をやわらげる方法

「寝る前に少しだけ腰まわりを伸ばすと、翌朝が楽になることが多いですよ」と患者さんと話していて感じることがあります。強く伸ばす必要はなくて、骨盤まわりをゆっくり動かす程度でも血の巡りが良くなり、体がふっと軽くなるように感じられる場合があります。リラックスできるので、寝つきがスムーズになりやすいところもうれしいところです。

朝は筋肉がこわばりやすく、急に体をひねると負担がかかることがあります。「まずは肩を回してから動くようにしています」と話される方もいて、その小さな習慣が腰の違和感を軽くするきっかけにつながる場面もあります。布団の上で膝を立てたまま左右に倒す動きなども、朝の体には優しいです。

「座っている時間が長いんですが、どうしたらいいですか？」という相談もよく受けます。腰に負担がかかり続けると、寝る時にも違和感が残りやすいので、日中の姿勢を整えることが大切になります。座る時は深く腰をかけ、立つ時は片方の足に重心を寄せすぎない意識が役に立つことがあります。
さらに、軽めのウォーキングや体操を日常に入れると、腰まわりの筋肉が整いやすく、寝姿勢での負担も変わってくる印象があります。「無理ない範囲で続けられること」が最終的に改善につながりやすいポイントです。

#寝る前ストレッチ
#腰のセルフケア
#朝の動作のコツ
#姿勢の見直し
#ウォーキング習慣

「ただ横になっているだけなのに腰がズキッと痛む…」
こんな相談を受けることがときどきあります。軽い寝違えのように思えても、強い痛みが続くときは体の深い部分がストレスを受けている可能性があります。「腰だけじゃなくて脚もしびれるんですよ」と話される方もいて、そうなると神経まわりが影響しているケースも考えられます。

ストレッチや姿勢の調整で少しラクになる腰痛もありますが、数日たっても痛みが引かない、むしろ悪化していくような感覚があるときは、無理に続けてしまうより一度専門の触診を受けておくほうが安心です。

僕「セルフケアをしても変わらない時期が続くのは気になりますね」
患者さん「やっぱり一度見てもらったほうがいいですか？」
僕「状況を把握しておくと、早めの改善につながりやすいですよ」

脚のしびれ・痛みを伴う場合は神経の通り道に負担がかかっていることもあり、放置すると長引くことがあります。早めの判断は“心の負担”を減らす意味でも大事だと感じます。

#腰痛
#脚のしびれ
#セルフケアで変わらない
#来院の目安
#寝て痛むときの注意