【大人のアトピー性皮膚炎とは❓薬を使わない治療法まで徹底解説】

アトピー性皮膚炎とは❓

アトピー性皮膚炎は、慢性的で再発しやすい湿疹を特徴とする皮膚疾患です。皮膚のバリア機能の低下と、過剰な免疫反応が原因で、強いかゆみ炎症を引き起こします。

主な症状

【急性期】        【慢性期】

湿疹(赤みや腫れ)      皮膚の乾燥

強いかゆみ          かゆみが断続的に続く

水ぶくれ(小さな水疱)    皮膚が厚くなる(苔癬化)

じゅくじゅくとした浸出液   色素沈着(皮膚が黒ずむ)

皮膚の熱感や痛み       皮膚のひび割れやカサカサ感

大人のアトピー性皮膚炎の原因

1. 皮膚バリア機能の低下

乾燥肌肌荒れが進行すると、外部からの刺激に弱くなり、湿疹が発生しやすくなります。

加齢による皮脂の減少も影響します。

過剰なスキンケア刺激の強い化粧品の使用も、バリア機能を損なう原因になります。

2.生活習慣の悪化

タバコ(ニコチンが血流を悪化させ、皮膚の炎症を促進)

アルコール(体温上昇によるかゆみの悪化)

汗や皮脂の分泌増加(運動不足、入浴不足、清潔管理の問題)

過剰な洗浄(皮膚を洗いすぎることでバリア機能を損なう)

 

3. 食生活の乱れ

加工食品高脂肪の食事が、体内の炎症反応を悪化させます。

アルコール砂糖の過剰摂取は、かゆみを増加させ、症状を悪化させます。

栄養バランスの偏り(特にビタミンや必須脂肪酸の不足)が、皮膚の回復力を低下させます。

 

4. ストレスと自律神経の乱れ

ストレス免疫バランスを崩し、皮膚炎を悪化させます。

睡眠不足不規則な生活も、自律神経を乱し、症状を悪化させます。

 

5. ホルモンバランスの乱れ

月経周期妊娠・出産によるホルモンの変化

更年期におけるホルモン分泌の減少

 

アトピー性皮膚炎の特徴5選

1皮膚のバリア機能の低下

アトピー性皮膚炎では、皮膚のバリア機能が低下しているため、外部刺激(花粉、ダニ、ホコリなど)に対する過剰反応が起こります。

バリア機能が弱いと、水分の蒸発が進み、肌が乾燥しやすくなります。

2かゆみが強い

かゆみはアトピー性皮膚炎の主な症状です。

夜間にかゆみが増すことが多く、睡眠不足につながり、生活の質(QOL)が低下します。

3遺伝的な要因

アトピー性皮膚炎は、家族にアトピー、喘息、花粉症などのアレルギー疾患を持つ人がいる場合、発症リスクが高くなります。

4環境要因の影響

季節の変わり目(特に冬場の乾燥した時期)に悪化しやすいです。

食べ物、ハウスダスト、動物の毛、花粉などがアレルゲンとなり、症状を引き起こすことがあります。

5ストレスとの関連

ストレスによって免疫バランスが崩れ、アトピー性皮膚炎が悪化することがあります。

特に思春期以降は、ストレスが大きな悪化要因になります。

アトピー性皮膚炎の一般的な改善法

【一般的な改善策】

スキンケア

(保湿、入浴後のケア)

薬物療法

(ステロイド外用薬、非ステロイド系の外用薬)

生活習慣の改善

(ストレス管理、食事)

 

一般的にはこれらで改善しますが、当院にはこれで改善されない患者さんが来られます。

 

なぜ改善しないのか❓

 

アトピーの原因は皮膚だけでなく、『自律神経の乱れ』と『内臓機能の低下』にあるからです。

自律神経の副交感神経には『免疫力向上』など様々なメリットがありますが、免疫力が異常に高くなり過ぎてしまうと体内の中に入ってきた物に過剰に反応して攻撃態勢に入ってしまいます。

アトピーの方の特徴として肝臓や腎臓、特にに疲労が見られます。

これらは身体の毒素を体外に解毒する力の低下を表しています。

このような問題点を改善し、本来の状態に戻してあげると、アトピー性皮膚炎は解消していきます。

当院での対処法

1自律神経整体

『アトピー性皮膚炎』が起こる原因の多くは自律神経の副交感神経が過剰になることで発症しています。

これらが引き金になり、過剰になった免疫力が体内に入ったものを異物として認識し攻撃したり、体に溜まった老廃物を皮膚から排泄しようとし、とめどないかゆみを発生し、アトピー性皮膚炎となるのです。

 

2内臓循環整体

脳と腸は繋がっており、それぞれに異常があると、それぞれに影響を与えてしまうというものです。

自律神経を調整しても、内臓の問題をそのままにしていると、また自律神経の乱れを起こしてしまいます。

そうならないために、同時に内臓の調整をしていくことで整体の効果を持続させるだけでなく、自然に回復する力(自分で自分を直す力)を向上させ、回復させられる身体を作っていきます。

 

3首、頭蓋骨の調整

副交感神経の中枢は首の延髄というところにあり、首は副交感神経がたくさん通っています。

そのため、副交感神経の調整に一番大事な調整ポイントは首ということになります。

また、自律神経の乱れが長期化すると、頭蓋骨の捻れが起こります。

蓋骨の捻れが血液やリンパ液、脳脊髄液の循環を悪化させて『アトピー性皮膚炎』を発症する要因となるので捻じれを整えていきます。

 

 

これらを調整することにより、お肌を綺麗にし、アトピーが再発しないように防ぎます。

中々アトピーが改善されない方、少しでも悩まれている方は一度当院にご相談して下さい。

 

兵庫県尼崎市武庫之荘整骨院サキュレ

 

整体師 大浦 龍希

整体院サキュレ